地震発生!そのときエレベーターは!?(要チェック)

南仏に行きたいなぁ~。。。と日々想っているマンション管理の情報屋です。。。ニース、モナコ、カンヌ、シャトー・サン・マルタン&スパ。。。そして美術館を巡ってワインと料理を愉しんで。。。あ、たまたまですが、今日も2回更新です^^

というわけで妄想は置いておいて、ゴチャゴチャとした日本のマンションのエレベーターの話を。

①1ビル1台復旧ルール
というのを皆さんはご存じでしょうか?エレベータを復旧させるには、基本的に専門の技術者が対応する必要があり、先の大地震でも復旧に数日掛かったりということが多数のマンションでありました。
東京都では、多数のビル・マンションの機能回復を早期に行うために、棟単位で最低限の動線を確保する「1ビル1台ルール」というのを推奨しています。これにより、全ての建物の縦動線の復旧については、約30%の時間を短縮することが出来ると言われています。

②地震管制運転装置
2009年9月建築基準法施行令が改正され、新しく建設される建物のエレベータについては、閉じ込め事故を防ぐための予備電源を設けた地震管制運転装置の設置が義務付けられました。
これにより、センサーが一定の揺れを検知すると自動的にカゴが最寄り階に停止し、扉を開きます。
開いた扉は一定時間経過すると、自動的に閉まります。
で、閉まった後は外側からは開かないので間違って人が乗ることはなく、中からは開けることが可能なのでカゴから降りることは出来ます。作動した時には、大概、何かしら説明のアナウンスが流れるようになっています。

③P波感知型地震管制運転装置
地震の初期微動(P波)を感知すると、本震(S波)が到着する前に最寄り回に停止してドアが開き閉じ込めを防ぐシステムです。本震(S波)が小さければ自動的に通常運転に戻りますが、震度4以上程度の揺れを感知した場合にはそのまま運転を休止し、専門の技術者が復旧させるまで使用不可となります。

エレベータが止まると、10階を超えるような部屋に住んでいる方はホント大変だと思います。
マンション管理会社のフロントマンの皆さんは、大地震の際にはかなり階段を上り下りすることになると思いますので、普段から体力づくりをしておきましょうね

公開日:2013-06-07

今はまた新しい基準になってるんでしたっけ・・・。なんども説明聞いてるんですけど、最近はほんと記憶が・・・汗  2018-04-25 マンション管理士の情報屋

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