マンション管理の情報屋です。今日は、自動火災報知設備の構成について簡単にまとめてみたいと思います。
①受信機>
受信機は、感知器・発信器からの信号を受信し、火災の発生を知らせる火災表示を行うと共に、受信機本体や築音響装置を鳴動させることにより火災を知らせます。ほとんどのマンションで、管理室があれば管理室についてると思います。
とりあえず、赤いスイッチやつまみをいじると、音が止まります\(^o^)/
②発信器・地区音響装置
発信器は、押しボタン式の発信装置です。P型とかって言われますね。
これは手動で、非常ベルを鳴らすことになります。
廊下についてて、子供がイタズラで押しちゃうやつですね。
③感知器
感知器は、火災に伴って発生する熱や煙・炎を感知し、信号を受信機に送信します。
種類としては、「熱感知器」「煙感知器」「炎感知器」があります。
「熱感知器」は、周囲が一定温度以上になった場合に作動する低温式と、温度上昇率が一定以上になった場合に作動する作動式があります。
「煙感知器」には、光電式とイオン化式があります。
「炎感知器」は。。。見た覚えがないですねぇ。。。マンションではあまり使わないのではないでしょうか??
広さと、取り付け面の床からの高さによる機器の選定基準があります。
先日、会社の後輩がマンション管理組合のお客様と話をしていて「住宅用火災警報器」と話がごっちゃになってたので、書いてみました。
みなさんはご存じかと思いますが、戸建てやマンション等全ての住宅に対して「住宅用火災警報器」の設置が義務付けられました。(自動火災報知設備等が設置されているところは除きます)
これにより、寝室と階段には「住宅用火災警報器」(基本、煙式)を設置する必要があります。(ちなみに罰則はありません)
住宅用火災警報器は、基本的に単独で稼働します(他の「警報器」と連動するものもあります)ので、間違えのないように気を付けましょうね。
公開日:2013-06-21