建替えの平均築年数は39年??長計大丈夫!? 2013-06-07

隅田川花火大会に向けて、そろそろ理事会開催して貰って、屋上解放に向けての打ち合わせをしないといけないマンション管理の情報屋です。。。去年は車で行ってタッチの差で駐車場に入れず酷い目にあったんスよね。。。

という訳で、今日はマンションの建替えに関するデータを少し。

先日、築40年ほどのマンションの総会で、鉄骨階段を修理するか新設するかという話になりまして。で、検討するにあたって、マンション本体は何年まで住むことを想定してますか?と質問されました。
50年?60年?うーん。。。50年という話を何となくよく聞くけど実際はどうなんだろう?と思ってググってみますと

「一般社団法人マンション再生協会」

(建替え等にはあまりタッチしてないので、情報屋的にはちょっとなじみのない名前です^^;)という団体のホームページがありまして、色々と参考にさせて頂きました。
このHPを見ますと、建替えに関する色々なことが書いてあります。リンクも一杯ありました。
で、その中に建て替えの参考事例というものがありまして、「マンション建替え円滑化法による建て替え事例の一覧」というのを見ると、事例が52事例ありました。
①建て替え事業名称②所在地③建替前戸数④建替後戸数⑤建替時期(築年数)⑥マンション建替管理組合認可時期⑦権利変換計画認可 … という項目が書かれていて、築年数を見ていくと築36年、築83年(同潤会アパートです^^)、築41年、etc,etc…
って感じで記載されているので、築年数の平均を出してみたところ、約「39年」でした。(表の中で記載が抜けているもの等は除きます)

マンション建替え円滑化法による建替えを実施したマンション、52事例の築年数の平均は約39年です!

み、短いっ!
あれっ??先日話をしたマンションは、その平均築年数を超えてますけどっっ???

しかし、これはつまり他のマンションで考えたとしても、長期修繕計画を更新等する際、既に築年数が10年経過していれば、その計画書の一番最後の年数のところは建替えを考慮しないといけないっていうことですよね??
エレベーターのリニューアルとか、考えなくていいんじゃないか?って感じもしますよね?
まぁ、これは円滑化法により建替えを実施したマンションなので、もちろん一概には言えないですけどね。。。。(ちなみに財務省が定めた「法定耐用年数」は、1998年以降に建てられたマンションで47年に設定されています)

という訳で、今度の理事会では鉄骨階段の改修ではなく、建替えの提案をしてきたいと思いますw

公開日:2013-06-06

 

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