役員のベストな選任方法

マンション管理の情報屋です。おはようございます。
さて、皆さんは役員の選任方法について、担当するマンションの管理組合に対してどのように提案していますか?

国土交通省による「平成20年度マンション総合調査結果報告書」によると
①抽選又は順番で選ばれることが多い    69.1%
②立候補又は推薦で選ばれることが多い   21.9%
③その他                  7.2%
④不明                   1.7%
となっていて、まぁ輪番制で選任していることが多いんでしょうね。

ちなみに役員の任期をみますと
①1年                  65.9%
②2年                  30.4%
③3年以上                 0.6%
④特に定めはない               2.2%
⑤不明                   0.9%
となっていて、1年が一番多くなっています。

私が提案する際は、基本
・輪番制で
・前期役員から1名が留任(基本は理事長)
・留任した役員は、監事となる
という感じで提案しています。
これは基本型で、何事もそうですけど状況に応じて提案する内容は変えていきます。何が合っているかは、それぞれの管理組合によって全然違う訳ですから。私はまぁ、8割方この提案で、変える場合は1名留任ではなく、半数改選的な感じが多いでしょうか。

なぜこのような形で提案することが多いかと言うと
・任期をあまり長くに設定したくないと考える区分所有者が多いこと。
・監事は理事会に出席する義務はないため第1回目の理事会のみに出席し、前期からの付託事項や考え方等を伝えて頂く。また、理事会活動のチェックは理事会議事録にて行える。
・勿論出席を希望する監事には毎回出席して頂き、意見を述べて貰う。
・理事長を経験していることから、業務の内容の理解が出来ていて、監査もし易い。
・総会で監事を選任する必要がある。
ということからです。

そういえば、そろそろ平成25年度のマンション総合調査が始まるのかな?結果報告は来年なんでしょうけど、楽しみですねぇ~。どのように推移するのか?調査項目も変わるのか?
早く見たいです。

記事公開日:2013-09-24

最近は、上記に加えて立候補を出欠席の確認票で募ることが多いですかねぇ。2018-08-21マンション管理士の情報屋

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