簡単なことですが、みなさんが管理するマンションでは次のことをやっていますか?
①共用部保険契約の複数年契約(又は積立マンション保険の加入)
②保険契約更新時の相見積もりの取得
やっていなければ、この2つだけで結構な経費削減が出来ることがあります。
まず①の複数年契約です。
もし契約期間を一年で掛けてたら、最低でも三年契約に切り替えましょう。お金に余裕があるのなら五年契約位が適当だと思います。もし、管理会社から提案されてなかったら、管理会社の怠慢だと思われます。若しくは、管理会社か売主が代理店をやってて提案しにくいかのどちらかです。管理会社もしくは代理店の手数料が減るから、積極的に提案されない場合なんかもあります。
②の相見積もりは常識ですね。経費削減するなら必須の作業です。(全く同一の条件には出来ませんが)
大丈夫です。手間はかかりません。管理会社に『複数年契約で相見積もり三社くらいとって』って電話一本入れるだけですから。今すぐ電話してみましょう。あなたの代わりにそーいうことをするために管理会社というものはあるのです。
もっとチェックする時間があるなら、内容も良く検討しましょう。
例えば「漏水調査特約」。使えるし金額も安いから、絶対に入れておいた方がいいです。
また、通常は個人賠償責任保険など入れているところが多いと思います。
この保険が付いている場合は、あまり知られてないようですがマンション外部の事故でも適用されます。例えば、レストランのガラス窓を割ってしまって、弁償しなければいけない!!と、いった場合に、ガラスの修理費用などに適用されます。誰かに損害を与えてしまった場合に、その相手方に支払う費用が出るんですね。
この保険は、自分の部屋の火災保険にもついていることが多いですから、その場合は自分の保険から外して保険料を浮かせましょう。くわしくは、管理会社から保険証券の写しを貰って、自分が使っている保険代理店に見て貰いましょう。
と、いった感じで初歩の初歩ですが、マンション管理組合の保険に関することを書いてみました。
公開日:2013-03-02
※今時、提案していない管理会社はないと思います。スマホが当たり前にある現在では、どこでも常識でしょうね。
また、現在では築年数(20年?)が経ったマンションでは、信じられないくらい保険料が高額になったりもします(つまり保険会社がマンション保険は断っているとも言えますビジネスですからしょうがないかとは思いますが)。マンション管理士が関わる保険なんてのもあったりするようですので、それはそれで別に調べてアップしようかと思います。しかしたった5年で、ほんと世界は目まぐるしく変わりますねぇ。。。2018-04-03 マンション管理の情報屋