保険金についての豆知識②

みなさん、おはようございます。マンション管理の情報屋です。今日は、保険について適当に書いてみたいと思います^^

①保険の複数年契約は、一括払いだけではなく、年払いという形態もあります。
5年契約にした場合でも、5年一括払いしかないという訳ではなく、1年ごとに支払う形式があります。勿論、一括払いの方が安いし手間もかからなくていいのですが、現金があまりないという組合さんでは年払いという方法適している場合もあったりします。代理店さんは、そんなに詳しく管理組合の状況を知っている訳ではなく提案も決まった形式だけしかしてこないっていう所も多いですから、注意が必要かも知れません。

②個人賠償責任保険は、マンションに関係なく使えます。
例えば、住民の方がデパートで謝ってガラスを割ってしまった!なんて時にも使えるのです。管理会社としては率先して対応したい訳ではないですけどね。。。
逆に言うと、管理組合で個人賠に入っていれば、個人が住宅等に掛けている保険を外すことが出来ます。二重に支払いが生じないように「上手く」アドバイスして上げた方がよいかも知れません。
ついでに言えば、管理組合が個人賠に入っていない場合で、漏水等の事故が起きてしまった場合。ほとんどの方は、マンションを購入する際に長期契約で保険に入っているので、自宅の保険を使える場合があります。現金で買って保険に入ってない場合(稀ですが)なんかは、クレジットカードなどで自動的に入っていることもあるので、確認&アドバイスしてあげましょう。

③ガラスの熱割れには、破汚損の特約が適用されます。
とは、熱割れの記事で書いていますが、保険の内容によっては1回しか適用されない場合があります。
消防法等の絡みで、網入りガラスを使用しなければならなかったりするのですが、ケースによっては耐熱強化ガラスに変更出来る場合があります。
安易に同様の網入りガラスに交換しない方がよいケースもありますので、保険内容をよく確認してガラス屋さんとも相談しましょうね。

記事公開日:2014-02-27

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地震保険のポイント!

最近、地中海クラゲの食用化が検討されているそうですね。。。中国料理の前菜で出てくるクラゲは好きなマンション管理士の情報屋です。。あれってほんとにクラゲなんですかねぇ。。。?

という訳で、今日のマンション管理の情報屋は、地震保険についてです。

掛け率は高いわ、保険金額の上限は低いわで、情報屋は全くオススメをしない。。。というかどちらかと言えば入らない方向に話を進めることが多かったです。
が、先の大震災の際には、本当に入っていて良かったです。
ある組合さんのところでは、一部損で500万円の支払いが行われたので、ぐしゃぐしゃになったエキスパンションや、クラックの補修等を行いました。
(自宅も何故か家財でなく建物で入っていて、一部損で認定され数十万円の支払いがありました^^)

通常の損保が、見積もりを取って損害額を算出して損害額に対して保険金が支払われるのに対し、地震保険は建物の場合、全損は100%、半損は50%、一部損の場合は5%の保険金額が支払われることになり、実際に被害を修理するために必要となる金額とは関係ありません。
ちなみに全損とは、建物の主要構造部の損害が50%以上となる場合です。
半損とは、20%以上50%未満の損害の場合です。
一部損とは、3%以上20%未満の場合です。

わたしが担当していたマンションでは、一級建築士の保険鑑定人が二人ほどきて、次のような手順でチェックしていました。
①まず建物全フロアを軽くチェックする。
②一番被害が大きいと思われるフロアを選定し、そのフロアで損害割合を算出する旨、加害者へ告げる。(加害者が選べると言っていました)
③該当フロアの柱と梁部分のクラックをチェックする。
といった感じでした。

保険金は不払いで問題になることが多いですが、先の大地震に限って言えば、情報屋の主観では「保険金が支払われる被害を何とか見つけてくれ、保険金を支払う方向に持っていってくれる」感じがしました。なんとなくですけどね(-。-)y-゜゜゜

公開日:2013.06.10

現在、地震保険の基準は変わっておりますので、ご注意ください。
2018.05.07:マンション管理士の情報屋

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マンション管理組合が掛ける保険契約

簡単なことですが、みなさんが管理するマンションでは次のことをやっていますか?

①共用部保険契約の複数年契約(又は積立マンション保険の加入)
②保険契約更新時の相見積もりの取得

やっていなければ、この2つだけで結構な経費削減が出来ることがあります。

まず①の複数年契約です。
もし契約期間を一年で掛けてたら、最低でも三年契約に切り替えましょう。お金に余裕があるのなら五年契約位が適当だと思います。もし、管理会社から提案されてなかったら、管理会社の怠慢だと思われます。若しくは、管理会社か売主が代理店をやってて提案しにくいかのどちらかです。管理会社もしくは代理店の手数料が減るから、積極的に提案されない場合なんかもあります。

②の相見積もりは常識ですね。経費削減するなら必須の作業です。(全く同一の条件には出来ませんが)

大丈夫です。手間はかかりません。管理会社に『複数年契約で相見積もり三社くらいとって』って電話一本入れるだけですから。今すぐ電話してみましょう。あなたの代わりにそーいうことをするために管理会社というものはあるのです。

もっとチェックする時間があるなら、内容も良く検討しましょう。
例えば「漏水調査特約」。使えるし金額も安いから、絶対に入れておいた方がいいです。

また、通常は個人賠償責任保険など入れているところが多いと思います。
この保険が付いている場合は、あまり知られてないようですがマンション外部の事故でも適用されます。例えば、レストランのガラス窓を割ってしまって、弁償しなければいけない!!と、いった場合に、ガラスの修理費用などに適用されます。誰かに損害を与えてしまった場合に、その相手方に支払う費用が出るんですね。
この保険は、自分の部屋の火災保険にもついていることが多いですから、その場合は自分の保険から外して保険料を浮かせましょう。くわしくは、管理会社から保険証券の写しを貰って、自分が使っている保険代理店に見て貰いましょう。

と、いった感じで初歩の初歩ですが、マンション管理組合の保険に関することを書いてみました。

公開日:2013-03-02

※今時、提案していない管理会社はないと思います。スマホが当たり前にある現在では、どこでも常識でしょうね。
また、現在では築年数(20年?)が経ったマンションでは、信じられないくらい保険料が高額になったりもします(つまり保険会社がマンション保険は断っているとも言えますビジネスですからしょうがないかとは思いますが)。マンション管理士が関わる保険なんてのもあったりするようですので、それはそれで別に調べてアップしようかと思います。しかしたった5年で、ほんと世界は目まぐるしく変わりますねぇ。。。2018-04-03 マンション管理の情報屋

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