腱鞘炎が酷くて、ブログの更新が大変になってきたマンション管理士の情報屋です。。。GWは温泉にでも行きますかね。。。
と言う訳で、今日はフロアヒンジについてです。
例えばこんな扉があったとします。(以下、写真は全て参考写真で同一のものではありませんが、内容的には違っても何ら問題ありませんので、気にしないで下さいね)
速度の調整等を行う、フロアヒンジという部品がここらへんにあります。
中を開けるとこんな感じ。(これは最悪の状態の写真ですね)
上の写真は、中身がサビサビになってますね。
フロアヒンジは、床面に設置されているので、長い年月風雨に晒されるとサビが発生します。(上記の写真は酷過ぎますが)
エントランスなどの扉は大きく重いので、前述のドアクローザーなどは使えません。見た目も悪くなりますしね。
雨水が入らないように、ふたをする時は、必ず周りをコーキングするようにします。
合わせてケースの底に穴を空けて、水が入っても抜けるようにする業者さんもいらっしゃいます。
で、新品だとこんな感じです。
左側の赤丸の内側に、マイナスドライバーで調整できるところが2か所ありますね?
ここで、スピードの調節を行います。この辺はドアクローザーと同じで、片方が1次側、もう片方が2次側って感じになります。
エントランスの扉が、バターーンと閉まっちゃう時や、開きっぱなしで閉まらないというときは、この部分を調整しましょうね。
ちなみに、フタのところのネジは、よくグリース等を塗布しておかないと、開けられずネジ山をなめて外せなくなってしまうことがかなりの確率でありますので、気をつけましょうね。
<strong>~ 今日のポイント フロアヒンジ ~</strong>
①フタにはシーリングをする。
②フタのネジには必ずグリースを塗布する。
③ケースの底に、水抜き用の穴を開ける。(状況に応じて)
記事公開日:2013-05-01