給水管の種類 簡単まとめ&解説!

先日、うちのノートパソコンが古いせいか調子が悪くなってきたので、ビックカメラに立ち寄りMacコーナーを見てきたマンション管理士の情報屋です。。。Mac Book Airかっこいいですねぇ!
13インチのが欲しいなぁ~。でも、ウインドウズと勝手が違うから、最初に色々と困るのかなぁ。。。

という訳で、今日は給水管の種類について簡単にまとめておきたいと思います。

普段あまり意識することはないんじゃないでしょうか?しかし、そこそこ年数が経ってきたマンションを担当していると、やれ給湯の銅管が漏水したとか、給水管の延命対策工事を検討したりといった場面で、知っておくとよいような気がします。

管の種類としては
①鋼管
②ステンレス鋼管
③銅管
④合成樹脂管
といったところでしょうか?

<strong>①鋼管</strong>は次の二種類です。
・水道用亜鉛めっき鋼管(記号:SGPW)
ふるーーいマンションで使われていました。今は使われていないので、特に覚える必要もないかと思います。
・水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管(記号:VA、VB、VD)
この辺りが一番多いんじゃないでしょうか?よく見かけます。ちなみにVD管は屋外用で外面が被服されているものです。

<strong>②ステンレス鋼管(記号:SUP)</strong>
・「一般配管用ステンレス鋼管」と「水道用ステンレス鋼管」の二種類があり、SUS304とSUS306があります。一般的にはSUS304が使用されることが多く、共用部に使用されることが多いです。

<strong>③銅管(記号:CUP)</strong>
・「銅および銅合金継目無管」と「水道用銅管」の二種類となり、給湯管でみることが多いでしょうか。

<strong>④合成樹脂管</strong>
・水道用硬質ポリ塩化ビニル管(記号:VP、HIVP)
この管は耐火性がないので、屋外埋設の使用が多く、屋内は耐火区画内の住戸部分での使用が多いです。
・水道用ポリエチレン二層管(記号:PP)
屋外用の管です。耐食性が高く、柔軟性があります。
・水道用ポリブテン管(記号:PBP)
耐熱・耐食性に優れ、比較的高温でも内圧強度が高いです。近年の住戸部分の給水・給湯管に多く使用されています。温泉の配管等にも利用されています。さや管ヘッダー工法に使用されています。
・水道用架橋ポリエチレン管(記号PEP)
最近かなり増えてきたと思います。住戸部分の給水・給湯管に使用されることが多いです。
耐熱・耐寒・耐食性に優れ、柔軟性があります。近年もっとも使用されてきているんじゃないでしょうかね?よく見かけます。しかし直射日光・溶剤には弱く、傷も付き易い感じだったりします。これも、さや管ヘッダー工法に使用されています。

ざぁーっと駆け足でしたが、こんな感じですかねぇ~。。(^_^;)
あ、ご意見やご指摘などありましたら、お気軽にお願いします\(^o^)/

公開日:2013-05-25

わたしは、マンション維持修繕技術者の資格を持ってはいますが、正直言って修繕系は得意とは言えません。調べても工事が終わったらスグ忘れちゃうんですよね。。。 2018-04-17 マンション管理士の情報屋

マンション管理の情報屋TOP

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。