増圧ポンプへの変更

マンション管理の情報屋です。
もしも受水槽があって、加圧ポンプの故障等によりポンプ交換を検討する時があったら、増圧ポンプへの交換を検討しましょう。

これにより

・受水槽清掃費用
・簡易専用水道検査
等の日々のメンテナンス費用が浮きます。

設置場所や設備の内容等によっては、排水ポンプ点検も無くなったり、給水設備点検の回数も減らせるかも知れませんので、よく説明を受けましょうね^^
受水槽自体も、何十年と立てば交換する必要が生じる訳ですから、その数百万円かかる工事費が長期修繕計画書から無くなるのは、良いことと思います。

また、受水槽が地上に置いてあった場合、増圧ポンプを設置することにより受水槽を撤去すれば、そのスペースを駐輪場や駐車場に使えるケースもあります。その場合は、逆に収入を得られるかも知れませんね^^
また、より新鮮な水が供給されることにもなります。

あえてデメリットを上げますと、ポンプの設置位置や配管の口径等により、増圧ポンプの設置工事費が異様に高くなってしまう場合などでしょうか。

また、地震災害等があった場合、受水槽があれば、近隣が断水しても受水槽の分は水の供給を得られる場合が多いですが、無くなると近隣でストップすれば、マンションの給水も即ストップです。まぁ、受水槽に貯まっている量なんて、半日位で無くなると思いますから、それほど大きな影響はないと思いますけどね。。。

という訳で、設備系にはそれほど強くない情報屋ですが、今日は増圧ポンプ変更のお話をしてみました。

公開日:2013-04-01

他にも注意すべきことはいくつかあります。
例えば圧力が上がって、給水管からの漏水が起きやすくなったりとか、地域によっては、増圧ポンプに変更した後だと、ライニング工事の許可を水道局がしてくれないことがあったりとか、濁り水のときの対応であったりだとか、高架水槽が設置されている場合にどうするか、等々。 2018-04-05 マンション管理の情報屋。

マンション管理の情報屋TOP

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。