株式会社マンション管理費機構(管理費等滞納対策)

2013-10-25
マンション管理の情報屋です。
6/5の記事に少し書きましたが、今日は株式会社マンション管理費機構について詳しく話を聞いてきたので、書いてみたいと思います。

かなりスゴいシステムです。

以前、ダイワードさんに「管理費等集金保証システム」というのがあったかと思いますが(今もあるんでしょうか?)、あちらはシステムの導入後からの保証で保証期間は4ヶ月とかだったと思います。
こちらのマンション管理費機構さんのシステムも審査はあるものの、原則
・保証期間10年
・契約期間は原則10年間。契約期間中でも6か月前の予告で解約が可能。
・システム導入前の累積滞納についても、債権譲渡による現金化をサポート。
・コンビニ払い、手持ちのクレジットカードでの管理費支払いが可能。クレジットカードのポイントも付く。

という驚きのシステムです!

おそらく、このシステムの一番の使い所はリプレイス営業になるのではないでしょうか?
管理費等の滞納で困っている管理組合が管理会社のリプレイスを考えた時、その問題を一気に解決することが出来ます。そして導入後は、滞納ゼロのマンション管理組合の出来上がりです。
管理会社としても、フロントマンの督促業務がなくなり、コストカットすることができます。下手したら、督促部署がなくなるなんてこともあり得ますよね。(管理費機構が行う督促と連携して、、、みたいな感じのアプローチをしておかないと、管理委託費の減額要求がくるかもしれません)

デメリット?としては、管理組合にとって保証料が管理費等の5%かかるということでしょうか。まぁこれはいかようにでもやりようはあるかと思います。

なんといっても、まず管理組合に現金が入ってくる訳ですから「管理組合に滞納金が発生している」ということよりリスクは少ないのではないでしょうか?

ちなみに、マンション管理費機構は、保証料の5%と管理費等滞納債権の遅延損害金(14.6%)から利益を得ます。

iphoneを真っ先に導入したソフトバンクが携帯会社の勢力図を大きく塗り替えたように、再編真っ只中の管理業界で他社との差別化を図り、大きく飛躍するためのアイテムとしてマンション管理費機構の管理費等保証システム(SmartCOM)をいま導入することをお薦めします。
他社での導入実績も出来たようですので、わたしが在籍する会社でも、導入して貰います。

管理組合の滞納金を片づけることは、管理組合からの評価を上げる手段として一番手っ取り早い方法ですし、なんといっても督促や法的手続きの補助等の面倒な業務から解放されると、フロント的には超ラクになるのではないでしょうか?

これからの管理業界のニュースタンダードになりえると、マンション管理の情報屋は予見します。

【株式会社マンション管理費機構】
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-19-9
虎ノ門TBLビルディング5階
TEL 03-5510-4850
http://www.mansionkanrihikiko.com

ご不明なことは、上記へ直接お問い合わせください。
情報屋も出来る限り不明点を無くしておきたいので、情報屋までお問い合わせ・ご意見を頂いても構いません\(^o^)/

記事公開日:2013-10-25

株式会社マンション管理費機構は今もまだあるようですが、まったくスタンダードにならなかったようで、名前を聞くことはほぼありません。残念です。上記のシステムとは大幅に変わっているかと思いますので、ご注意ください。2018-08-21マンション管理士の情報屋

マンション管理の情報屋TOP

「株式会社マンション管理費機構(管理費等滞納対策)」への1件のフィードバック

  1. 2015.4.13現在、マンション管理費機構のシステムには大きく変更がありますので、必ず直接ご確認下さいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。