防犯対策 イロハのハ(専有部対策の簡単まとめ)

マンション管理の情報屋です。。。昨日飲みすぎちゃったので、今日は遅めの更新です<(_ _)>

ということで、防犯対策についてはこれからもまだ色々と書くつもりでいるのですが、タイトルの順番がイロハときてたのでハ的なこと(まとめ的な)を書きたいと思います。

マンション管理会社のフロントマンとして、専有部の防犯対策について説明するとなると、次のような流れになるのではないでしょうか?

①警察庁のデータによると、空き巣の侵入方法の件数第1位は無締りです。(集合住宅)
新聞を取りに行く際、ゴミを捨てに行く際など、ほんの少しの時間でも外に出る際は鍵をかける習慣を身につけることが大事なんです。
また、合かぎの使用による住居侵入件数が3位となっています。合いカギをポストに入れる等は絶対にやめましょう。

②侵入方法の第2位はガラス破りです。シリンダー等の防犯性能が向上したこともあり、ピッキングやサムターン回しによる侵入件数は現状ほぼ最下位です。
無締りと合かぎによる侵入については、自分で気をつけるだけで対策がとれます。
ガラス破りについては、廊下側は面格子があるのでほとんど対策は不要と思いますが、専用庭やベランダ側は防犯フィルム等の対策をとっておいた方がよいと思います。マンションの形状等によっては、2階のベランダくらいは余裕で入られちゃいます。
また、最上階などは、共用部の屋上から入られるケースもありますので、屋上への侵入防止対策を施しておく等の注意が必要です。

③ということで、無締りや合カギによる侵入は気をつけるだけ大丈夫ですし、防犯フィルム等を貼ればガラス破りの対策もほぼ大丈夫でしょうから、費用はそれほどかけることなく、侵入被害の上位3位までは対策をとることができ、割合としては約84%について対策がとれていることになります。
これはあくまでも確率の話なので、マンションの立地条件や形状等によって当然話は変わることになります。
万全を期すのであれば、警備会社のホームセキュリティを導入することをお勧めします。
数年前と比べると料金もかなり安くなり、月額数千円で導入でき、効果面では最も期待できます。
単純な話、警備会社のステッカーが貼ってある家と貼ってない家があったとして、泥棒はわざわざ貼ってる方の家に入ろうとは思わないですよね。警備会社から見積もり出させましょうか?

といったところでしょうか。
まだまだ細かい話はありますので、そのあたりも少し進めていきたいと思います。

記事公開日:2013-09-03

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