賢明なる読者の皆様は、オートロックがあるからセキュリティも大丈夫!なんて思ってたりすることはないと思いますが大丈夫でしょうか?マンション管理の情報屋です。
さすがにそー思ってる方は最近はそういないですよね。まぁ、もちろん無いよりはいいですけどね。
今日は何を書こうかなー。。。うーん。。。とマンションを想像してみて、一番最初に入るエントランスの設備についてちょこちょこ書いてみようかと思います。
まず、オートロック扉。色んな種類があります。基本的に誰かの後について行けば入れますね。
隙間からチラシを入れてセンサーを動かすとか。まぁ、そんなことしなくとも、パニックオープンのスイッチを押せば開きます。
どこのエントランスのオートロックにも付いてます。天井に付いているこんなヤツ。
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拡大するとこんな感じ
消防隊が入るために付いています。押すと、周りに知らせるためのピーピー音が鳴りますが扉は開きます。
優秀なるフロントマンの皆様は慌てず騒がず対処出来ると思いますが、5年に1回くらい会社にこんな電話が掛ってくることがあります。
「エントランスの扉が開きっぱなしになっていて、ブザー音みたいのが鳴っているんですが」
はい、そうです。パニックオープンのスイッチが押されているんですね。近くに誰かいれば行って貰いましょう。誰もいなければ、提携している警備会社に対応を頼みましょう。
(ちなみに、設備によっては消防設備等が稼働した場合に、同様の現象が起きる場合もありますので、きちんと確認しておきましょうね)
次に集合インターホン。
アイホンが主流だと思います。
大体の集合インターホンは、4ケタの暗証番号が2種類くらいセットされています。
ほとんどが管理会社で設定されており、管理会社の独自の共通番号になっていることが多いです。(たまにフロントマンの誕生日にセットされてたりもします)
で、その暗証番号を押すとオートロックの扉が開くので、管理会社の社員は鍵を持っていない場合でも誰かの後についていくことなく建物の中に入ることが出来ますw
インターホンは管理室の中に親機があることが多く、そこでフロントマン等が暗証番号をセットします。
(親機)
建築中などはゼネコンが設定していて、大概「1234」とか「5963」とかにセットされています。
ちなみに、殆どの管理会社は、建物の外の目立たない場所(駐輪場の柱の影とか、階段の下とか)にキーボックス
とかキーポストと言われるものをセットしていて、そこに管理室のカギを保管していて、緊急時等はそこから鍵を取り出し対応しています。エレベーターのメンテナンス会社等も同様だったりします。
いやー、たかだかオートロックだけでも、そこそこ記事を書けるもんですねぇ。。。^^
あ、コメント欄にもう少しだけ詳しく書いてあります^^